先日、東京駅の近くにある杉山産婦人科で腹腔鏡手術を受けてきました。
私たちの場合はずっとタイミング指導で不妊治療をしていましたが、妊娠が出来ませんでした。また私が子宮内膜症のため、検査と治療を兼ねて今回、東京駅にある杉山産婦人科で腹腔鏡手術を受けてきました。
ちなみに杉山産婦人科は日帰りで腹腔鏡手術を受けられるクリニックになります。一般的には入院がほとんどですが、仕事などの事情で長く休みが取れない人も入院しないで手術を受けることが出来ます。
手術を受けるか悩んでいる方は是非、参考にしてみて下さい。
腹腔鏡手術とは
全身麻酔の下で、おへその下に3~4か所に小さな穴を開けます。術野を確保するため炭酸ガスをお腹に注入して、細いカメラや器具を使用する手術になります。
治療内容は主に下記になります。
子宮内膜症
子宮筋腫
卵巣嚢腫
異所性妊娠
卵管留水症
GIFT/ZIFT法
子宮外妊娠
手術当日の流れ
朝8時前にはクリニックへ。
1番で呼ばれて受付し診察券、保険証、限度額認定証を提出します。その後、日帰り入院フロアへ行き、人工授精し手術中に輸送テストを行う為、採精したのを提出します。
ベッドのある個室に案内され、術衣に着替え、その後診察室へ。診察室にいったらまずはエコー、そのまま人工授精をしてもらいました。
個室に戻り、トイレを済ませて歩いて手術室へ。自分で手術台に乗って、麻酔科の先生と挨拶します。
看護師さんが心電図と左腕に血圧計をつけ、
意識が戻り、
電気毛布で暖かくなってるベッドに横になり3錠ほど薬を
個室に戻りもう一休みし、水分取れるかチェックされ飲めたので、点滴抜針。その後看護師さんと一緒に歩いて診察室へ。診察台に乗りエコーで出血が止まってるかチェックしてもらい問題ないため再度個室へ。
30分く
先生からの説明も終わり、
手術内容の説明
夫と手術内容について先生から写真を見ながら説明を受けました。正直私は体が辛すぎて、説明を聞くどころではありませんでした。
帰宅して、落ち着いてから夫から改めて内容を聞かせてもらいました。要点を簡単にまとめますと、
子宮内膜症の進行がステージ4の状態だった。(子宮内膜症の中でもひどい状況)
人工授精して行った輸送テストは卵管まで精子がたどり着いてなか
でも癒着を剥がし、
今後の治療方針については、
①卵管内人工授精をした方が良さそう。
②私の子宮内膜症のことを考えると早く妊娠した方がいいので、
子宮内膜症は完治する訳でもなく、生理が続いたら悪化してしまうので、早く妊娠出来るように体外受精することを夫婦で決めました。
腹腔鏡手術後の痛みと仕事復帰
手術直後は痛みより吐き気の方が辛かったです。
手術後、出来毛布で温かくなっているベッドに横になって薬を飲みましたが、寒くて気持ち悪く吐きました。
日帰りなので、家に帰る時は車の中でずっと吐き続けている状態でした。
家に帰っても状況は変わらず、それから20時位まではずっと気持ち悪く吐き気が止まりませんでした。夜になると痛みも少しずつ出てきました。
横になったり、起き上がったり、お腹を動かす時に痛みがありました。
手術後2日間くらいはずっとへそ下に痛みがあって、腰が曲がっていました。それでも3日目位には痛みもほとんどありませんでした。
結局、私の場合は手術当日も含めて4日間仕事を休みました。
ちなみに腹腔鏡手術の傷痕はこんな感じです。
子宮内膜症 腹腔鏡下手術後の経過です☺️
終わった後は3箇所にキズパワーパッドが貼られていました。
術後3日ぐらい経ったら自分で剥がしていいそう。怖い人は術後検診の時でいいみたいだけど、取ってみたらあまり目立たなくて比較的綺麗でした✨ pic.twitter.com/bN5ZU7q2gu— ほどゆり夫婦 (@hodoyuri_huuhu) June 18, 2022
想像していた以上に傷跡はきれいでした。
腹腔鏡手術に掛かった費用
細かい内訳は書きませんが、手術に掛かった費用は約14万円です。
手術する前に検査費代や申込金も払っていますので、それも合わせますと合計約20万円かかりました。
ちなみに私は高額療養費制度を使用しました。
最後に
私は1年程タイミング法で自然妊娠を目指していましたが出来ませんでした。色々検査はしましたが特に異常は見つかりませんでした。
子宮内膜症だったため、それが不妊の原因だろうなぁとは思っていました。妊活のため、ピルが飲めず痛い生理痛と付き合い続け、子宮内膜症の症状も進行していきました。
担当医からも腹腔鏡手術の話は全く出ていませんでしたが、自然妊娠出来る気配がなく暗くて長いトンネルにいるような感じでした。自分達で何か方法はないかと調べ、手術のことを知り今回杉山産婦人科に行き手術を受けることになりました。
手術を受けた結果、子宮内膜症の治療も出来ましたし、自然妊娠が難しそうなことも分かりました。もし手術を受けていなかったら、しばらく自然妊娠を目指してタイミング法を頑張り続け、体外受精をやる決意はできなかったです。
手術を受けたことで私たち夫婦の妊活は前へ進むことが出来ました。お金は高いですが、不妊で悩んでいる方は担当医に腹腔鏡手術について相談してみてはいかがでしょうか。