こんにちは。カケルです。
僕は今、従業員数10人にも満たない会社で働いてます。
そんな僕が零細企業に勤めてみて思うメリットとデメリットをご紹介します。
これから零細企業に勤めるか考えている人に参考になればうれしいです。
メリット① 仕事の進め方が自由
僕は大きい会社にいた時に、何をするにしても上司や別の部署の許可を貰うことが苦手でした。
他の人の干渉をなるべく受けたくないんです。
どうしてもダメなんです。
社内ルールでがちがちに縛られているのが嫌いで、かなりストレスを感じます。
しかし零細企業であれば、ある程度のルールなどは存在しますが、
結構小回りが許されることが多いです。
会社によって程度は異なりますが、僕はかなり自由に仕事をしています。
いちいち上司の許可をもらわなくても、自分の判断で進めることが許されています。
スピーディーに仕事を進めることが出来たおかげで、受注できた案件もあります。
今、僕はそこにストレスを感じず仕事が出来ています。
それだけでも結構転職してよかったと思っています。
メリット② 若くても出世がしやすい(稼げる可能性がある)
大きい会社は階級も給料も少しずつステップアップが基本ですが、
零細なら一気に飛び越えることがあります。
もしそうなったらウハウハです。
あれこれ指示されることもないし、給料もいいという環境になる可能性があります。
僕の会社はたまたま従業員の大半が年配で、世代交代が出来ていない会社でした。
そのため、僕が入社して数年経ったらベテランが退職し、僕にもすぐにチャンスがきました。
責任は大きいですが、小さい会社は出世もしやすく給料も増やせる可能性もあります。
デメリット① やらなくてはいけないことが多い
小さい企業の宿命ですね。
これはどうしても仕方ないです。
営業職であっても、ただ売るだけではありません。
仕事はかなり多岐にわたります。
僕は営業とは全く関係ないHPの作成とか、社内のネットワークセキュリティの仕事?なんかもしています。
だから仕事の時間が長くなり、結果として長時間労働になってしまう可能性もあります。
どんどん無駄を省いて要領良く仕事をしないと大変になって辞めてしまう可能性もあります。
デメリット② 社長の気分に左右される
零細企業の社長はほとんどがワンマン社長です。
社長が黒と言えば黒、白と言えば白、
社長が絶対です。
何か書いてて、悲しくなってきました。
しかしこれは我慢するしかありません。
僕が今勤めている会社は理不尽な社長を除けば、人間関係は悪くないので、
社長だけ我慢して付き合えばOKの環境です。
これに上司や同僚も意地悪だったら、環境は最悪ですね。
会社を辞める原因の一つに人間関係がありますが、零細は異動がないので逃げ場がないのが怖いです。
またどんなに従業員が頑張って売り上げを伸ばしても、給料に反映させない理不尽な社長もいます。
いくら理不尽でも従業員の成果などを認めない社長だったら辞めたほうが良いです。
デメリット③ 新規営業が大変
零細企業はよっぽどの技術がなければ、
新規の売り上げを作るのは本当に大変です。
ネームバリューがないのと営業レベルが一気に上がり、土俵に立てないんです。
毎回イチから会社説明して、少しずつ信用してもらって、
根気が必要な営業活動になります。
皆が知っている大手企業から転職した場合は、営業活動にギャップを感じるはずです。
デメリット④ 会社の業績が不安定
零細企業になればなるほど将来が不安定なことが付きまといます。
働いていて、いつ倒産するかもわからない環境は精神的にもよくありませんが、
最近は大きい会社でも倒産する時代ですので、公務員でない限りは大なり小なり不安はありますので諦めるしかないですね。
さっきの給料が増えるとは反対ですが、業績が不安定だと下手したらボーナスが出ない時もあります。
やっぱり会社員にとってボーナスは欲しいところですが、これが出ないとモチベーションはかなり下がります。
最後に
本当はメリットをたくさん書きたかったのですが、
書き出してみたらメリットよりデメリットの方が多かったです。(笑)
やっぱり零細企業に就職はある種ギャンブルみたいなものですね。
しかし僕の話になってしまいますが、
新卒時は何千人といる大企業で働いて、今は10人未満の零細企業で働いていますが、
今の方がかなり給料が良いです。
たぶん新卒時から辞めずに務めていても、今ほど貰えている可能性はなかったです。
正直、かなり運がよかったと思います。
たまたま今の会社は自分の相性と合っていたので、仕事も上手くいき、社長ともそれなりに気に入られることが出来ました。
そのおかげで、早くに出世することが出来て給料もいいです。
もちろん零細企業ならではのデメリットもたくさんあり大変ですが、結局会社の規模に関係なく大変なことはあります。
大事なことは会社の規模に関係なく、自分の居場所を作れる会社に入ることです。
だから零細企業だからと言って最初から拒絶することは全くありません。