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まさかの救急車!?流産後の生理痛が激痛だった話

こんにちは、カコです。

 

私は不妊治療で体外受精に

挑戦していますが、

今までの移植で2回着床するも、

2回とも化学流産に終わりました。

ホルモン補充周期だったので

ホルモン剤をやめてしばらくすると

生理が来ます。

その時の私の体験をお話していきます。

化学流産後の生理痛が激痛だった!

私はもともと子宮内膜症ステージ4なので

骨盤内で癒着が激しく、

普段から生理痛は重いです。

痛み止めが効く時もあれば、効かないことも・・・

そして生理になると下痢気味になり、

生理痛がひどい時は

嘔吐してしまうこともありました。

それでも嘔吐は1〜2回程度です。

しかし、化学流産の時は普段の生理痛を

軽く超えてくるほどの壮絶な痛みに襲われました。

体験① 凍結胚移植2回目での化学流産

移植1回目の時は陰性でしたので、

いつもの重い生理痛がきたなという程度でした。

移植2回目は陽性反応が出るも、

胎嚢が確認できず、化学流産に。

ホルモン剤をやめて1週間以内に生理が来ました。


 

生理1日目。

夕方くらいから激痛が襲ってきました。

本当にベッドでのたうち回るほどの痛みで

鎮痛効果の高いボルタレンも効きません。

夜の7時くらいまで約4時間ほど激痛で

この間に5回以上嘔吐を繰り返しました。

私がお腹を抱えて痛みに耐えていると

夫が帰宅。

状況にびっくりして、体外受精をしている病院に

電話をかけてくれました。

しかし、電話に出てくれた先生の答えは

「きっと胃腸炎ですね。

 内科に相談してください」

 

夫が電話をしてくれたので

夫は「そうですか」と言って電話を切りましたが、

それを聞いて夫婦揃って「はぁ?」という感じに。

確かに嘔吐だけ見れば胃腸炎ぽいけど

胃腸炎になりそうな食べ物も食べてないし、

普段の生理の状況から見ても

激しい生理痛によるものであることは明らか。

かこ
痛み止めの点滴とかしてくれないかなと思っていましたが、トンチンカンな答えに「ここではずっと治療は続けられない」と感じたのでした。

そしてしばらくすると痛みも一旦落ち着いてきて

夜ご飯を食べ、お風呂も入りました。

救急車を呼ぶ選択をするかしないか

しかし、22時くらいになるとまた激痛が。

痛みが落ち着くことがなく0時をまわり、

どうすればいいかわからない私に

夫が「救急車呼ぶ?」と言ってきました。

でも私は

「生理痛で救急車だなんて・・・」

という思いがあり呼んでほしいとは言えません。

ということで一旦、

東京消防庁の救急相談センター

に電話してみることに。

こちらは「病院に行ったほうがいいのか」

「救急車を呼んだほうがいいのか」等を

相談することができる窓口です。

夫が電話してくれ、状況を説明すると

看護師からは

「生理痛なら救急車までは呼ぶ必要はない」的な

ことを言われたそうです。

「あまりにも辛いなら呼んでください」とのこと。

回答の内容は担当した看護師にもよるので

この回答が適切かどうかはさておき、

夫いわく

「この回答ならここに電話しなくてもよかった」

と言っていました。

まあ結局、自分で判断してということです。

何か対処法など教えてくれたら

よかったですが特にありませんでした。

この電話の後も激痛が続いたので

私も耐えかねて救急車を呼ぶことになり、

状況を説明するとあっという間に来てくれました。

すぐ来てくれたので

「なんだ、早く呼べばよかった」

という気持ちに。

 

救急車に夫と乗り込み、血圧や体温などを測って

搬送先を決定します。

ただ、体温を測ったときに

痛みにのたうち回っていたせいもあって、

37.5℃以上の熱があり、

コロナ禍ということでどこからも断られる始末。

しばらくして計り直し、37.0℃になったので

先ほど電話した病院にかけ直して、

1つの病院が搬送OKを出してくれました。

そして救急車に乗ってしばらくすると

 

なんと痛みが落ち着いてきた!

 

たまたま痛みの波が落ち着いたのもあるし、

安心したのもあったかもしれません。

ただ、激痛に耐えすぎて

体力は低下していましたし、

化学流産診断後でもあったので

念のため病院で診てもらいました。

搬送先での対応①

病院到着後は妊娠検査薬で陰性を確認したり、

エコーで子宮の状態を診てもらい、

問題ないことを確認しました。

痛みがまだ少しあったので、

痛み止めの座薬も入れてもらって

だいぶ落ち着いたので、そのまま帰宅することに。

帰宅する前に先生からは

「生理痛の対策を痛みが強くなる前に

やっていくしか方法がないから

生理痛が来る前に痛み止めを

飲み始めたりして対策してみてください」

と言われました。

夜間救急にかかったのでその日の仕事は休んで

ゆっくり過ごし、生理痛も落ち着いていきました。

体験② 凍結胚移植3回目での化学流産

胃腸炎と言ってきたクリニックで

凍結胚がひとつ残っていたので

そちらを戻すことに決めたのですが、

こちらも化学流産に。

またあの悪夢が来るかもと思って

朝に生理が来たと同時に痛み止めを内服。

そして夕方になると効果が切れたのか

痛みが強くなってきました。

夕方に痛み止めを追加で内服したのですが、

あの悪夢が再来・・・。

また嘔吐を繰り返すほどの激痛に見舞われます。

しかも今回は10回以上の嘔吐を繰り返しました。

完全に前回よりもひどいです。

でもまた我慢してしまって

「救急車はいい」と言いつつ

痛みに耐えていました。

2回目の救急要請

夫も救急車まではいいかと思っていたそうですが、

0時をまわっても痛みや嘔吐が

落ち着きません。

しかも痛みに耐えすぎて、過呼吸になり

手足まで痺れてきてしまいました。

痺れすぎて自分の足では立てず、

歩けなくなるほどに。

怖くなって、結局夜中に救急要請。

前回は夫が電話してくれたのですが、

状況を伝えるのが難しいと言われて

自分で救急車を呼びました。

なんとか話せるのであれば自分で電話したほうが、

しんどさが伝わっている気がします。

搬送先での対応②

前回とは別の病院に搬送され、

その病院では不妊治療・化学流産のこと

(移植日、妊娠判定日、化学流産と診断され

ホルモン剤をやめた日など・・・)、

嘔吐を繰り返していたので

念のため今日食べたものなど

詳しく聞かれました。

子宮の状態をエコーで診てもらい、

前回は行わなかった採血もして、

脱水状態になっているとのことで

点滴をしてもらいました。

本当はしばらく休んだら帰宅予定でしたが、

激痛の再来で病院で嘔吐してしまい、

その中に胆汁も混ざっていたので

「身体が限界だから入院しましょう」

と言われました。

そのまま手続きをして1日だけ入院。

入院内容は胃腸炎との診断になっていましたが、

先生が

「嘔吐と脱水でこの理由になってます。

化学流産と強い生理痛があるけど、

すみませんねぇと言ってきました。

やはり入院理由は胃腸炎になるんだなと思いつつ、

先生がフォローしてくれたので

「大丈夫です」と言っておきました。

かこ
胃腸炎と断定していたクリニックとは大違いだったので問題なし。ちなみにそのクリニックは3回目の移植でさよならして転院しました!

そして入院中も産婦人科の診察をということで

もう一度エコーをして

胎嚢らしきものを見つけました。

ただ、小さいのと子宮口の近くにあるので

このまま流れるでしょうとのことでした。

採血ではhcgの値も調べてくれていて、

「まだ妊娠反応が出ているから

念のため数日後も再診で検査しましょう」と。

私の状況から全ての検査、診察、治療をしてくれて

1番安心する対応でした。

結局入院することになったので、

今回の救急要請はして正解でした。

生理痛での救急車を呼ぶかの判断は難しい

生理痛で救急車を呼ぶかどうかは

本当に迷います。

私自身もいつもよりひどい生理痛だけど

それで呼んでいいものか・・・と思いながら

耐えかねて救急要請をしました。

本当に辛いのなら要請してもいいです。

辛い痛みは自分にしかわからないし、

限界がきているのに毎回耐えていたら

万が一病気があったら

悪化してしまう可能性もあります。

実は体験①での搬送先の先生から夫は

「生理痛は病気じゃないから」

的なことを言われたそうです。

これには私は納得いきません。

重い生理痛の人の中には私と同じように

子宮内膜症などの病気が

隠れているかもしれません。

化学流産ではなく、

子宮外妊娠の可能性もあるかもしれません。

医師が病気じゃないというのはおかしいし、

生理痛の程度も人それぞれ違うので

辛い痛みに耐えているのに

夫にそんなことを言っていたのを知って

とても悲しくなりました。

かこ
子宮内膜症があること、化学流産と診断されたことを言っているはずなんですが、なぜこう言ってきたのか謎です。

もっと患者に寄り添ってほしいですよね。

救急要請の判断は難しいですし、

医療者から心無い言葉を

言われてしまうこともありましたが、

私は救急要請してよかったです。

(特に体験②!病院の対応が◎)

 

私の場合は化学流産の時が今までで1番ひどく

強い生理痛となりました。

これからは強い生理痛でも

救急車に乗らなくても済むように

痛みの対処法をいろいろ試して

自分の身体を労わりながら過ごしていきます。

ではまた!

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