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【不妊治療】杉山産婦人科新宿での採卵周期レポ

こんにちは、カコです。

転院して初めて

生理がきましたので

採卵周期に入りました。

人生で2回目の採卵です。

クリニックによって治療のやり方に

多少違いがあるので、

今回は転院した杉山新宿の

採卵周期についてレポしていきます。

採卵周期突入!

生理がきてD1。

アプリから「採卵周期」の項目で

生理2〜3日に予約を取ります。

今回の生理は思ったよりも早くきました。

ちょうど生理2日目が有休をとっていて

仕事が休みの日だったので、

その日で予約を取りました。

かこ
本当は有休の日は1日自由に過ごす予定でしたが、結局受診に。仕事の調整をしなくてよかったのは幸いでした。

D2 卵巣刺激法決定

D2に受診。

血液検査

まずはホルモン値とAMHを調べるため

血液検査から行いました。

AMHを見て卵巣刺激法を決めるとのことで、

今回は久しぶりにAMHの検査も行ったので、

結果が出るまでに60〜80分くらい

かかるかもと言われました。

待ち時間にゴナールエフペンという

卵巣刺激で使われる自己注射の

パンフレットをもらい、読んでおくのと

動画を見ておくように言われました。

この日は少し空いていたからか

実際には待ち時間40分ほどで

内診へ呼ばれました。

内診

生理中の内診は本当に嫌ですね。

生理2日目は特に量が多いので・・・。

ティッシュが置いてあり、それで抑えなががら

内診台へ上がりました。

子宮内の状態を見てもらい、問題なし。

着替えて、一旦待合へ。

診察

<オンライン診察>

体外受精を保険で行うには

夫婦での受診が必要とのことで

夫へLINE電話し、オンラインで

先生と会ってもらいました。

車で移動することが多い仕事ですので、

診察になるであろう時間帯は前もって伝えておき、

車を止めて待ってもらっていました。

夫には先生と挨拶し、名前を言ってもらっただけで

あっという間に終わりました。

夫はもっと先生と話せるのかと思っていたみたいで

ポカンとしていましたが、

「じゃこれで終わりみたい」

と言って電話を切りました笑

かこ
夫婦で先生と相談をしたい・話を聞きたいなどがあればご主人も一緒に受診することをおすすめします。
<採血結果>
採血した項目と結果は以下の通りです。
・E2:39.6pg/ml
・LH:3.3mIU/ml
・FSH:11.mIU/ml
・PRL:11.0ng/ml
・AMH:0.89ng/ml
ホルモン値は問題ありませんでした。
問題はAMHです。
AMHは抗ミュラー管ホルモンと呼ばれ
卵巣機能の予備能力を知ることができます。
卵巣にどれくらいの卵子の在庫があるのかを
示唆していると言われています。
私はアラサーですが、
値はなんと42歳以上程度です。
実は妊活を始めたばかりの頃は値が6以上あり、
30歳未満程度で自分の年齢相当でした。
子宮内膜症の手術をして
3まで低下(34~36歳未満程度)
その1年後こちらの値になってしまいました。
正直、このAMH値はショック・・・。
先生は「なんでか不安だよね」と寄り添ってくれ、
左卵巣にチョコレート嚢胞が再発しており
子宮内膜症の悪化が考えられると言われました。
そういうことで治療を早めに進めていくこと、
規則正しい生活をして、適度な運動・十分な睡眠を
心がけていくよう助言をいただきました。
<卵巣刺激法について>
今回のAMH結果の場合、
自己注射は少し間隔を開けながら行うと
意外に卵胞が育つことが多いとのことで
連日ではなく、2回だけ1日おきに行うことに。
薬とスケジュールは以下の通りです。
・D2〜D7:レトロゾール朝晩内服
・D5〜D9:ルトラール朝晩内服
・D3、D4、D6、D8:ゴナールエフペン900を使用して、225単位ずつ自己注射
→注射の時間は自分で決めてOK。同じ時間に打つこと。
・D9に血液検査と卵胞チェック
看護師からの説明
診察が終わったら、再度看護師さんから
薬についての説明を受けます。
基本的にはゴナールエフペンの使い方を
教えてもらうのですが、
「動画見ましたか?できそうですか?」と言われ
「できると思います」と回答。
単位の合わせ方について、1回目の空気抜きは
特にしなくてもいいことなどを
説明してもらいました。
私は仕事で患者さんに自己注射の指導を
行うことがあるので全然大丈夫ですが、
そこまで詳しい説明ではなかったです。
私が看護師であることを知っていての
説明だったのかもしれませんが・・・。
私は説明の捉え方によっては
薬の投与量を間違える人もいるかもと思ったので
もし説明が少なくてわからないようでしたら
しっかり聞いたほうがいいです。
お会計
採卵周期初日のお会計はこちらです。
20,250円
薬剤の処方もあるのである程度金額はいきますね。

D9  卵胞チェック

D9に採卵に向けての卵胞確認のため受診。

血液検査

まずは卵胞の発育に伴って

分泌されるホルモンのE2

排卵を促すホルモンのLHなどの検査をします。

内診

卵胞の大きさやどれくらいの数が

育っているか確認してもらいます。

素人目では左右に左右に大きい卵胞が1つずつ、

右側の卵巣に少し小さめの卵胞が数個見えました。

左側は子宮内膜症でチョコレート嚢胞もあるので

卵胞が少なかったです。

診察

<採血結果>

・E2:197.6pg/ml
・LH:4.1mIU/ml
・PROG:0.45ng/ml
LHは問題なし。
E2の値は卵胞が2~3個程度あることを
示しているとのことでした。
内診の結果も含めて採卵予定数は2個。
AMHが低いのでやはり卵胞は
思っていたより育ちませんでした。
ただ大きさは十分育っていたので
2日後のD11に採卵となりました。
採卵前にやることのプリントと薬を渡され、
採卵時の麻酔の有無を聞かれます。
私は局所麻酔を選択しました。
この時に採卵の予約も取ります。
看護師からの説明
先ほどもらったプリントと薬について
看護師さんから説明を受けます。
<採卵前にやること>
●採卵2日前
・点鼻スプレー:ブセレリン点鼻薬
22:30と23:00に時間厳守で実施。
●採卵前日
・夜の24時以降は禁食!!
・排卵抑制のため、ボルタレンを8時と18時に1錠ずつ内服。
●採卵当日
・私の場合は局所麻酔のため、0時〜来院2時間前かで水飲み可
・採卵の日は9時半予約でしたが、30分前の9時までに1回受付に来るようにとのこと
・持ち物:精子、費用、タイムラプスの申込書
・お化粧はしないこと、ネイルは必ず落とすこと
・採卵処置室入室時はコンタクトや貴金属類は外すこと
以上のことを確認し、
漏れがないように行っていきました。
お会計
4,680円

D11  採卵

採卵当日は9時までに

受付に来るようにとのことでしたが、

8時40分ごろと少し早めに到着しました。

当日自宅で採精した場合は2時間以内に

持っていく必要があるとのことで、

7時過ぎに採精してもらったので

ギリギリだとなんとなく不安で

早めに着くようにいきました。

1回で受付を済ませたら3階へ行きます。

採精した容器を提出〜リカバリールーム

ベルを押して、スタッフを呼び

容器を提出しました。

3階の受付に声をかけ、

予約時間よりも早かったですが

リカバリールームへ案内してもらえました。

中へ入ると、ホテルのような綺麗で

落ち着く空間が広がっていました。

個室に案内され、来ているものは全て脱いで

用意された術衣に着替え、

トイレを済ませておくように言われました。

待ち時間の間は寒くならないように

掛け物も用意してもらえました。

この間にコンタクトからメガネへ変えました。

採卵

9時20分頃に看護師さんに呼ばれ、採卵室へ。

採卵室へ入ると、医師、看護師、培養士の方

3名いました。

生年月日と名前を伝えて内診台へ。

私はアレルギーがいつくかあるので

看護師さんから

「ラテックスアレルギーはありますか?」

と聞かれました。

ゴム手袋に使われている成分です。

問題ないことを伝え、先生が内診し

卵胞を確認します。

消毒して、まずは局所麻酔から。

左右の子宮内に針がチクっとしたのを感じました。

そして卵胞が多い右の卵巣から採卵していきます。

1回目に他院で採卵した時は、静脈麻酔だったので

今回の局所麻酔には緊張していました。

いざ採卵が始まってみると

多少チクチクとした痛みがありましたが、

思っていたよりも平気でした。

採卵室には大きな画面があり、

そこに採卵の様子が映し出されていました。

卵胞が吸い取られていくのがわかって

思っていたよりもとれてる!!

と映像をみながら思っていました。

採卵が終わり、止血を確認して終了です。

採卵後

リカバリールームに戻り、少し休みます。

自由に飲めるお水が置いてあったので、

1本もらいました。

採卵後は生理痛とまではいきませんが、

子宮全体がなんとなく重く、

少ししんどかったです。

30~40分ほどゆっくりして着替えを済ませ、

個室に置いてある電話で

着替え終わったことを伝えます。

医師の診察は他の方の処置や診察があるとのことで

もう少し待つように言われました。

医師による説明・薬の処方

採卵してくれた医師から結果を聞きます。

採卵数:5個(うち変性卵:1個)
夫の結果も良好のため
全てふりかけで行うことになりました。
今後の方針としては
基本初期胚では凍結せず、全て胚盤胞まで
目指していくとのこと。
また、評価「AA、ABorBA、BBorCA」
全て1個ずつ凍結するが、
上記の評価の胚が2つ以上あれば
「AC、BC、CB、CC」は凍結しないとのこと、
いい評価の胚がなければ、
Cがつく胚を凍結することを
考慮するとのことでしたので
上記について同意しました。
保険の回数が決められているため、
少しでも評価の高い胚を戻して
妊娠率を上げる方針のようです。
<移植について>
今後の治療の希望として
以前の診察時に2個移植やSEET法を
検討していることをお話ししていたので、
それをみてSEET法はやらないよりはやったほうが
妊娠率が少し高くなること、
ただ、SEET法や2段階移植には妊娠率を上げる
しっかりとした根拠はないため
そこまでおすすめはしていないとのことでした。
採卵してくれた先生は
「妊娠率を高くしたいなら
2個移植が1番いい」
と言ってくれましたが、まずは凍結がどれくらい
できるかもわからないので、
胚盤胞1個できたらSEET法、
2個できたら2個移植!
という考えにまとまりました。
かこ
ちなみに普段の診察は医師の指定ができますが、採卵は指定できないので初めましての先生でした。
<内服薬>
採卵後に出された薬は2種類です。
・抗生剤:オーグメンチン
→感染予防の為、毎食後計3回内服
・痛み止め:ロキソプロフェン
→熱や痛みがなければ内服する必要がないので
私は飲みませんでした。

お会計

20,910円

 

採卵当日の仕事について

前のクリニックで採卵した時は、

静脈麻酔だったので採卵当日は

必ず仕事を休むようにとのことでしたが、

今回は局所麻酔でしたので午後からは行けるかも

と考えていました。

職場に相談したところ、

「無理しなくていい」と言ってもらえたため

1日休むことに決めました。

私は採卵中よりも採卵後の痛みの方が

しんどかったですし、少し動くと鮮血が出たので

立ち仕事ですし1日休めてよかったです。

ただ、採卵後数時間で体も元気になってきたので

働こうと思えば働けたなという感じでした。

D12 受精確認

前日に採卵した卵胞たちが

受精したかどうか

メールにて結果が届きます。

昨日は採卵、大変お疲れ様でした。

本日、受精が確認できております。
次回診察時、医師より結果をお聞きください。

上記の内容でメールが届きました。
前のクリニックでは何個受精したかも
教えてくれたのですが、
今回は受精確認のみでしたので
凍結結果を聞くまでは
ドキドキした時間が続きます。

D19 凍結結果説明

採卵から7~13日以内に凍結説明に

必ずくるようにとのことでしたので、

D19に「凍結相談・説明」で予約し、受診。

診察

胚の観察記録用紙を見せてもらいながら

凍結結果を聞きました。

4つとれた正常卵のうち、3つ受精。

3つとも胚盤胞までいったとのことでした。

ただ、1つは4BCでグレードが悪く

培養中止し破棄となりました。

結果以下の通りです。

胚盤胞:4AB、4BB
そもそも低AMHで
採卵予定数が2個でしたので、
2個も凍結できてホッとしました。
その後凍結に関する同意書にサインし、
今後の移植について相談しました。
今まで私はホルモン補充周期での
移植しかしてこなかったですが、
杉山新宿では月経周期が比較的規則的の場合は
自然排卵移植をおすすめしていると言われました。
私は基本規則的にくるので問題ないですが、
なんとなく不安・・・。
しかし、先生から
「体にも負担が少ないし、
ホルモン補充と比較しても
妊娠率は変わらない。
やったことないなら
やってみてもいいんじゃないか」と言われ、
内膜も普段から育たないわけでもなかったので
次の移植は自然排卵周期で行うことになりました。
また先生から
「SEET液も凍結はしてあるけどどうする?」
と言われましたが、
2個移植したい旨を伝えました。
先生からは
「SEET法を行う場合は1個しか移植できないし、
今まで3回移植している経緯もあるから
2個移植でも全然いいですよ」
と言ってもらえました。
ということで今後の治療方針は
自然排卵周期で2個移植で決定しました。

お会計

この日に培養料や胚凍結保存料、

自費のタイムラプスの代金を支払いました。

保険:57,820円

自費:30,000円

合計額

87,820円

採卵周期の費用

今回実際かかった採卵周期の費用のまとめです。

D2(卵巣刺激法決定):20,250円
D9(卵胞チェック):4,680円
D11(採卵当日):20,910円
D19(凍結結果説明):87,820円
合計額 133,660円

自費のタイムラプスで3万円かかっているため、

保険適応の金額は103,660円になります。

今回1か月の中で採卵周期の全ての

受診をすることができましたので、

高額療養費制度が適応になります。

所得によって費用の一部が返ってきます。

限度額適用認定証を前もって

提出可能なクリニックであれば

窓口負担が減るので、

採卵前に申請しておくのもおすすめです。

今回は実際の費用が

どれくらいかかるのかを見るために

採卵周期後に申請することにしました!

内服したサプリメント

妊活を始めた頃から葉酸や鉄分など

摂るように気を付けていましたが、

今回2回目の採卵をするにあたり

卵の質を良くしたいという思いもあり、

追加でサプリを飲むことにしました。

私が今回内服したサプリをご紹介します。

<以前から継続しているサプリ>
・ビタミンD+葉酸+鉄(ORIHIRO)
・ビタミンE(DHC)
・ラクトフェリン(DHC)
・亜鉛(デアナチュラスタイル)
・ビタミンCカプセル(ワカサプリ)
<追加したサプリ>
・コエンザイムQ10(DHC)
・カルニチン(DHC)
サプリ多すぎですね笑
飲むのが大変でしたが、
何かを削除しようと思っても
結局全て大事だなという結論になり、
全種類を朝晩に分けて内服しました。
今では慣れてきたので、たくさんの内服でも
大変と感じなくなりました。
ただ、サプリを飲むのが苦痛な方もいますし
絶対飲まなければいけないというわけでもないので
自分が必要と感じたものを試してみるといいです。
私はサプリを追加し、この影響かわかりませんが
胚盤胞のグレードで初めてAがついたので
内服してよかったです。

普段の生活で気をつけたこと

日常生活においては採卵周期に関わらず、

妊活をしている方であれば

いろんなことに気を付けている方が

ほとんどですよね!

採卵前に気をつけていたことをご紹介します。

・生理後からできるだけ湯船に浸かる
(普段はシャワーが多いため)
・常温〜温かい飲み物を飲む
・妊活ブレンドハーブティーを飲む
・レッグウォーマーで足首を温めて寝る
・1日中腹巻きする
・関元、三陰交というツボにお灸をする
・ストレッチをして血行を良くする
採卵前に関わらず妊娠に向けて
普段から行っていることが多いですが、
妊活ブレンド(Woman Blend)ハーブティー
採卵前に久しぶりに飲むことにしました。
こちらは不妊治療を応援してくれている
友人からもらったものです。
これを飲むと体がとてもぽかぽかして
体の調子が良かったので、
大事な採卵前の時期に飲みました。

採卵周期まとめ

今回は杉山新宿での採卵周期のレポ、

私自身の治療について、

気をつけて行ったことなどを

まとめてみました。

2回目の採卵でしたが、

転院先では初めてで、

低AMHが発覚したのもあり

「上手くいくだろうか・・・」

と緊張し不安で仕方なかったです。

無事に終わって胚盤胞が2つ凍結でき、

念願の2個移植に進むことができます。

杉山新宿での治療を検討されている方に

この記事が参考になれば嬉しいです。

ではまた!

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